名称 | 公文式英語学習 |
料金例 | 月7,150円~ ※地域による |
公式サイト | https://www.kumon.ne.jp/eigo/ |
こちらの看板、みなさんのご近所にもありませんか。
公文(KUMON)のマークですね。
あの公文の英語教室ですね♪
ロゴの色は、世界に共通する空の色を表し、ロゴの顔(『THINKING FACE』という名前があるそうですよ!)は、考え続け成長する子ども・保護者・先生・スタッフ・社員を表現しているのだとか。
こういった企業の想いやストーリーが詰まったロゴは、なかなか素敵ですよね♡
今回は、身近な公文の中でも、特に英語にスポットライトを当てて紹介していきます。
口コミ・評判
わたしは公文式の英語推奨するわ
やってたけど、リスニング力はすごくつくし、発音もある程度良くなる。
私はしかも運良く良い先生に出会えたから、英語のスピーキング大会にも出られたし、優勝もできたし(小声)— ちぇりーちゃん🍒💉 (@k_od11) September 7, 2018
リスニング と 発音 が向上したという声は、よく聞きます。
その教室に、英語教育に長けたスタッフが在籍しているかどうかにもよりますが…。
教室の 先生やスタッフの当たり外れ は、比較的大きいサービスでしょう。
公文の英語の最終教材到達の盾が来たっ pic.twitter.com/ZD3on9GIlv
— 原口沙輔 / SASUKE (@sasuke_maschine) June 17, 2020
すごいすごい!!!
公文英語の最終教材に入ったのですね。
おめでとうございます♪
8歳のお子さんが中学英語に入ったこと自体すごいことなのですが…。
モチベーションが低くなる時期は、誰だってありますから。
先取り学習 が学校の授業で役に立つと、嬉しいものですよね♪
総評 84/100点
幼稚園や学校のクラスの中に、「公文で国語と算数を習っている!」「お兄ちゃんと一緒に公文に行っているんだ~」という子は、必ずいますよね!
公文は、そのくらい身近で有名な学習教室のひとつです。
国語や算数の大量のプリントを教室でも家でも解きまくるというイメージが強い公文ですが、公文式英語の基本は「聞く」と「読む」。
最初はE-Pencilを使いながら学習するので、英語がはじめての子どもでも、すんなりと始めることが可能。
家庭学習では、家族でリズムにのって発音をするというご家庭もあるそうです。
対象年齢 18/20点
公文式英語の対象は、幼児から高校生 まで。
公文は一般の英語スクールと違い、クラスに分かれてレッスンを受けるという形式ではありません。
クラス分けレッスンじゃないのは珍しい。
E-Pencil を使い、いつでもどこでもネイティヴの発音を聞くことができる点は◎。
小さな子どもでも、楽に操作することができます。
年齢や学年によるクラス分けはないのですが、英語教材は、無理なく高いレベルまで進んでいけるようにと、細かなスモールステップで構成されているのが特長です。
授業内容 16/20点
公文では、クラスがなく、英語以外の国語や算数の教材を進めている生徒と同じ空間で学習を進めていく こととなります。
流れとしては、以下のようになります。
- 宿題箇所を先生の前で音読し、聞いてもらう。
- 自分の席に戻ったら、E-Pencilを使いながら、発音を真似していく。
- 学習し終わったら、先生の前で音読し、チェックしてもらう。
- その日の学習が終わり、先生から宿題をもらったら、帰宅する。
これは、まだ「書く」や「読む」が入る前の段階の流れです。
E-Pencilで1人モクモク頑張るスタイル。
教材は、身近な名詞を復唱する力を付ける3A教材 から、1ページ130~160単語の長文を読解する力を養う O教材 まで存在します。
公文の英語教材で多くの英語を「聞いて」「読んで」「書く」ことで、リスニング力や読解力がぐんぐん伸びていきます。
有名大学の入試レベルに必要な英単語が約5,000~6,000語と言われているなか、公文式英語の教材で使われる英単語数は、何と 約10,000語!!
小説・伝記・有名なスピーチなどのさまざまなジャンルの文章に触れながら、楽しく語彙力を増やしていくことができますよ。
講師 11/20点
公文が行ったアンケートによると、教室の先生の2人に1人は教育指導経験がない という結果が出ています。
しかし、教育指導経験があると答えた先生のほとんどは、塾講師や公文の教室スタッフなどの経歴をお持ちです。
公文の先生になるために、教員免許などの特別な資格は不要。
教育指導経験がない先生や公文に通ったことがない先生も、たくさんいるのだとか。
学力に自信がなかった人も、説明会では「公文は『自学自習』なので、全ては教える必要がありません 。」と言われたという口コミも見かけました。
教室開催日以外にも準備の時間が多少必要ですが、労働時間が「週に2日/1日5時間程度」というのは、 子育てや家事を優先したい主婦にとっては好都合の条件。
よって、公文の先生は、子どもや教育に興味がある 主婦層 が多く在籍されているようです。
講師の質はイマイチかも…
教室によっては、留学経験やネイティブ並みに英語堪能な先生やスタッフもいるとは思いますが、公文の英語教材の仕組みなどを考えると、なかなか大手子ども英語スクールのような英会話などは期待できないでしょうね。
質の高いネイティブ講師を求めるなら、シェーン子ども英語やイーオンキッズ、ベルリッツキッズあたりが良いですよ♪
料金 19/20点
料金体系については、以下のように、いたってシンプル。
英語でも、算数でも、国語でも、1教科あたりの料金は同じです。
東京都・神奈川県
幼児・小学生 | 7,700円/月 |
中学生 | 8,800円/月 |
高校生以上 | 9,900円/月 |
※2022年10月現在
東京都・神奈川県以外の地域
幼児・小学生 | 7,150円/月 |
中学生 | 8,250円/月 |
高校生以上 | 9,350円/月 |
※2022年10月現在
また、この料金には、消費税や教材費が含まれており、入会金も不要 。
公文では、2018年10月から27年ぶりに料金を改定 することになりました。
値上がりした点については、残念がるご家庭の声も多いのですが、逆に27年間ずっと料金を変更してしなかったというのは、すごいことですよね!
それでもリーズナブルな方。
公文式英語を選択する場合は、これに加え、専用リスニング機器「E-Pencil」の料金 6,600円(税込み)も必要になります。
気になる料金自体についてですが…週2回の通学で、この料金は、英語スクールとしてだと安く、学習塾としてだと少し高めという印象でしょうか。
教室数 20/20点
公文の教室数や学習者数は、日々変化します。
2022年10月現在の教室数は 約24,000教室(日本15,600教室/海外8,300教室)、生徒数は 約361万人(日本134万人、海外227万人)。
圧倒的な教室数は、さすが公文という感じですね!!
世界61の国や地域にも公文教室は普及しています。(2022年10月現在)
教室は フランチャイズ のような形式で、先生のご自宅や貸会場を利用する場合がほとんど。
さらに、公文からの教室運営費用の援助などにより、開業資金の個人負担も少なく、誰でも気軽に始めることができるという点も、教室増加の理由にありそうですね。
まとめ
全国の教室数が15,600教室もあるのですから、公文は、ほとんどの人が知っている学習塾といえます。
子ども英語教室の候補のひとつとして検討される方も多いと思います。
ただ、教室の先生のご自宅や地域の集会室などを活用し、誰でも気軽に開校できることから、先生のレベルや質にかなりの差がある のが事実。
英語力ない主婦が先生の場合も…
もし受講をお考えならば、まずは、お近くの教室をいくつかピックアップし、教室や先生の雰囲気を確かめてみることをおすすめします。